paka mtu matope/tope
直訳すれば 顔に泥を塗る ですが、慣用句としては、恥をかかせる という意味になります。
例文;
Alinipaka matope aliponitukana mbele za watu.
彼は私を人前で罵って、恥をかかせた。
日本語で言う “顔に泥を塗る” は、顔を潰す、面目を潰す、つまり相手の評判を落としてしまうことを指しますので、ちょっと違ってきますね。
じゃぁ、”顔に泥を塗る” のはどう言うのかって?
それが、もっと大変な物を塗ってしまうんですよ。
paka mtu mavi
糞/大便を塗る が直訳で、評判を落とす、顔を潰す、顔に泥を塗る という意味になります。
例文;
Yule mtoto alimpaka mavi babake kwa kushikwa kwa wizi.
あの子は泥棒で捕まって、父親の顔に泥を塗った。
日本語でも「恥をかかせる」と「顔に泥を塗る」って、その差が微妙で、重なる部分のほうが大きいこともあってか、なかなか使い分けできないというか、混同しているというか、作家・物書きが書いたものでも混乱していますよね。
スワヒリ語では使い分けができているんでしょうかねぇ。