Aka!

Aka!

Aka!

何か言われたことに対して反対したり、拒否したり、あるいは驚きを表す言葉です。

例文;
Aka! Mimii sijachukua pesa za mtu.
いいや! 私は人の金を盗ったことはない。

この Aka! のように No! を表す間投詞は多いのですが、どれもあまり好きではないです。
hapana la 以外は、何となくぞんざいな感じがするのです。

例えば、知り合いの家の子どもは、お手伝いさんから勉強しなさいとか、片付けなさいとか言われると Aka! といって反抗するのですが、両親や私から言われると、たとえその命令に従わないときでも Aka! ではなく Hapana を使って言い訳していました。

そんな記憶があるからか、くだけた表現で、目上や年上には使うべきではないんだろうなと感じています。

 

Sawa!

 sawa

Sawa!

賛成する、承諾する、引き受ける、あるいは 同意する というようなことを表す間投詞です。

また、会談や交渉が決裂して会話を打ち切るときなどにも使います。

例文;
Nilipomwomba anisindikize alisema: ‘Sawa! Twende.’ akaamka.
私が送って欲しいと頼んだら、かれは「いいよ! 行こう」と言って立ち上がった。

こういう言葉は声音によって意味が違ってきたりもしますよね。

わかりました  kao-nikoniko
わかりました  kao-komatta
わかりました  kao-okotta
わかりました  kao-nikkori 内心 → (-_-メ;)テメ・・・

表情が少なく、声が低い人は、誤解されるかもしれませんね。

 

A!

A!

A! あ!

歓びや驚き、怒りなどを表す感嘆詞なのですが、このように一文字で表される場合は、往往にして怒りを表すようです。

だから発声も アッ! アーッ! に近く、「(o・。・o)あっ!そっか」みたいな言い方ではなく、もっときつい感じになります。

例文;
A! Sitaki, usiniambie tena!
アッ! いやだ、二度と言わないでくれ!

このほかに、Aa! Aaa! Ah! Ahaa! 等ありますが、それぞれ異なるニュアンスがありますが、話者の話し癖もあるので、一概にこれですとは書き切れないのですが。。。

 

kwaheri

kwaheri

kwaheri : さようなら

お別れの挨拶です。

Kwaheri! と一語に綴る人と Kwa heri! と二語にする人がいます。

例文;
Nitawaambia wazazi kwaheri.
私は両親にさようならを言います。

本当のお別れの時だけでなく、おやすみの挨拶の時にも Kwaheri! を使います。
小さな子供たちが Kwaheri! といって寝室に消えていくのはとてもかわいいです。

日本語の「行ってきます」に該当する挨拶もないので、出かけていくときにもこの挨拶を使います。
とても広範囲な『お別れの挨拶』といえますね。

でも、ちょっと遠出、泊付きの出張なんかの時に言われると、日本人感覚では「不吉な…」と思ってしまうときもあります。

 

La!

La

La ; いいえ、いや、否

英語の No! にあたります。

例文;
La, sitaennda.
いいえ、私は行きません。

スワヒリ語の解説書などで、スワヒリ語の肯定・否定は英語と同じ使い方だとか、日本語と同じだとか書かれていますが、現実の会話の中ではどちらも出てきます。

ただ、私が日本人だからかも知れませんが、間違いなく意味は伝わってきます。
もしかすると英語圏の人はこんがらがるのかも知れないですが。

 

haya

haya

haya
 
間投詞で、これはいわゆる合いの手 ですね。
 
意味は、その時その時によって微妙に違うのですが、相手のいうことに不承不承同意するような時に使ったときは、はいはい、わかったわ に近くなります。

例文;
Haya! Fanya utakavyo.
いいわよ、好きにやんなさいよ。
 
この使い方はあくまで一例にしか過ぎないという感じで受け取ってくださいね。
こういうのは話者のテイストというか口癖の部分も大きいですから。
 
私個人的には、この haya というのは好きではないです。
なんとなくぞんざいな口のききようがして・・・kao-komatta

 

baadaye

baadaye

baadaye
 
後で、それから というような意味です。
 
例文;
Tukutane baadaye.
 後で会おうね。
 
baada ya と紛らわしいのですが、こちらは 「あとから」 あるいは「今の時点よりあとで」 という意味です。

 

baada ya

baada ya

baada ya

~のあと(で) という意味です。

例文;
Baada ya kutoka shule, mimi humsaidia mama.
学校から帰った後、私は母を手伝います。

何かの後で」という意味ですから、今の時点より後で という意味の 「あとで/あとから baadaye」と混同しないよう注意してください。

 

ili

ili

ili

~するために という意味を表す接続詞です。

例文;
Niondoke mapema nyumbani ili nisichelewe ndege.
飛行機に遅れないように早く出発しよう。

ili のあとには、接続形のセンテンスか、動詞の不定詞形が続きます。

~するために という表現は、日常生活の中でよく出てきますので、覚えて使ってください。

接続形、動詞の不定詞形についてはスワヒリ語教室 をご覧下さい。

 

Chini ya

Chini ya

Chini ya

~の下 という意味ですが、物理的な位置が下 というほかに、数値的な比較で下回る、誰かの指揮下監督下にある というような意味もあります。

例文;
Kitabu kimeanguka chini ya meza.
本がテーブルの下に落ちた。

Huwezi kupata maziwa chini ya shilingi mia.
100シル以下ではミルクは手に入れられないよ。

Ninafanya kazi chini ya Mzee Saidi.
私はSaidiさんの下で働いています。

日本語の感覚との隔たりがほとんどないので、解りやすい慣用句だろうと思います。