chafua; chavua

chafuachavua

chafua; chavua

chafua – 汚す、汚くする

chavua – 花粉

動詞 chafua には他の意味もありますが、それはまた別途ご紹介します。

例文;
Viwanda vingi huchafua mazingira.
多くの工場が環境を汚している

Chavua ya mwerezi huwafanya wapate mafua.
杉の花粉が人々に鼻水を出させる

f音 と v音 というのは、スワヒリ語の誤りに関する本でも取り上げられているほど、スワヒリ語圏の人にとっては間違いやすい音のようです。

でも、日本人は余り混乱しなさそうに思うのですが。

日本人の場合は v音と b音 が一緒になる方が問題かも知れませんね。
あるいは、f音と h音 とかね。ani-wink01

 

chungu; sufuria

 chungusufuria

chungu; sufuria

chungu – 調理用の素焼きの壺、土鍋

sufuria – 金属製の

どちらもお鍋ですが、呼び方が混同することはないようです。

例文;
Pilau inayopikwa kwenye chungu huwa tamu zaidi.
土鍋で炊いたピラウはとても美味しい

Bahati alinunua sufuria kubwa sokoni.
Bahatiは市場で大きなお鍋を買った

様々なお祝い事や宗教行事など、人が集まる時には”必ず”のようにピラウが出てきました。
その ukoko お焦げ のおいしいこと!

アラブ世界では、このukokoをお客に饗するとか。
残さずお出ししましたということだそうです。

お焦げを隠して運んでいくのは演歌の世界。(^o^)ハハハ

 

kula; tafuna

kula tafuna

kula; tafuna

kula食べる。食べ物などを、口を通して体内に入れる行為を表します。

tafuna咀嚼する。食べ物などを歯で磨り潰す動作を指します。

例文;
Si rahisi kwa mtu mwoga kula chakula kipya.
恐がりの人にとって、初めての食べ物を食べることは容易ではない

Usimezs chakula, tafuna vizuri!
食べ物を飲み込まないの、ちゃんと噛んで食べなさい!

下の例文のように食べるときのマナー的なことだと、tafuna vizuriちゃんと噛みなさい で、kula vizuri だと 行儀よく食べなさい になります。

kula vizuri はその他に、栄養面で行き届いたものを食べる、三度三度しっかり/きっちり食べる という感じでも使います。

上の例文の chakula kipya は、新鮮な食べもの という意味での”新しい”ではなく、初めての とか 目新しい のような意味合いを持ちます。

 

marasi/maarasi ; marashi

maarasi  marashi

marasi/maarasi: marashi

marasi 荷物を運ぶのに使われる木、天秤棒

marashi 香水

例文;
Zaman wauzaji-maji walikuwa wakiyauza kwa maarasi.
昔、水売りは天秤棒で(担いで)売っていた

Mama akienda sehemu anajipaka marashi.
お母さんはどこかへ出かけるときは香水をつける

天秤棒で物を運んでいるのは、昔はわりと目にしましたが、最近は、ナイロビあたりではほんのたまにしか見かけません。

香水は、私自身大好きなのですが、インド・アラブ系の人が好むものとは系統が違うので、時々悩まされます。
国立公園などに出かけれると、ラテン系の人達もかなり強めに。。。

そう考えると、アジア系の人はそれほどでもない感じですね。
日本には、昔は香を焚きしめるような風習があったのに、残念ですね。

ナイロビのスーパーマーケットの化粧品売り場やショッピングモールの化粧品店などには、私たちがよく知っているヨーロッパのブランド物の香水から無名(?)の物まで、何十種類と並んでいます。
むろん、香水専門店もあります。

どこの国でも女性はみんなおしゃれ好きですからね。
あっ! 男性も! インド・アラブ系の人は男性も愛用していますよね。
最近はケニャ人男性でも使っている人が多いみたいです。

 

ami; shangazi

ami_shangazi

ami; shangazi

amai 父方の伯父・叔父

shangazi 父方の伯母・叔母

父方のおじは、baba mkubwa 伯父baba mdogo  叔父 とも言います。

例文;
Nitakwenda kumsalimu ami Jumamosi.
土曜に、伯父/叔父の家に挨拶に行く(遊びに行く)

Aliyenilea ndiye shangazi huyu.
私を育ててくれたのはこの伯母/叔母なんです

私たちはよく「○○さんのところへ遊びに行く」といいますが、この “遊びに行く” に相当するのが kwenda kumsalimu の部分です。

日本語の「遊びに行く」という感覚は、かなり不思議がられます。
特に相手が目上/年上の場合は、「なんと失礼な!」と思われますので、”遊び” に当たる言葉を必死で探して恥をかかないよう、この表現を覚えてください。

 

la; tafuna

la   tafuna

la; tafuna

la 食べる
tafuna 咀嚼する、噛む

例文;
Sijala chakula cha jioni bado.
私はまだ夕食を食べていない

Tafuna vizuri, usimeze chakula!
ちゃんと噛みなさい、食べ物を飲み込まないの!

同じ 噛む でも、噛みつく ほうは ng’ata といいます。
蚊などの虫に噛まれるのも ng’ata です。

 

bana; bwana

bana  bwana

bana; bwana

bana 締め付ける、締める、押さえる、挟む

bwana 男性に対する敬称。英語の Mr.に相当します。

例文;
Viatu hivi ni vidogo vinanibana.
この靴は小さくてきつい

Bwana Pesamingi ni tajiri sana.
ペサミンギさんはとても裕福です

bwana は、男性に対する敬称ではあるのですが、知らない人に呼びかけるようなとき、若い人でなければ、Mzee! と呼びかけた方が無難です。
ウエイターさんなどに呼びかけるときも、年配の人ならmzeeの方がいいと思います。

また、女性に対してその人のご主人のことを話題にする場合、よほど若いご夫婦でない限り bwana よりも mzee の方がいいです。

むすめたちが5・6歳の頃、近所の人や使用人が夫のことを mzee と呼ぶととても嫌がりました。
Daddy si mzee, ni kijana! とか言って。(^o^)ハハハ

 

nuka; nukia

nuka   nukia

nuka; nukia

nuka 臭う、悪臭を放つ

nukia 匂う、よい香りがする、芳香を放つ

例文;
Wadudu hawa wananukia vibaya sana.
この虫(複数)はすごく臭い/すごい悪臭を放つ

Wanawake hupenda kujipaka mafuta yanayonukia.
女性はいい香りのするオイルをぬるのが好きだ

悪臭は、たいていの人にとって悪臭だと思うのですが、”よい香り”はくせ者ですね。

外国のエアーラインのお手洗いでは、時々「どんな安物の消臭剤」って思わせるような臭いが充満しているときがあります。
本人は気に入っていて、だから機内でも付け足すのでしょうが、周りは堪ったものではありません。

昔、スワヒリ語の後輩がダルに来たことがあるのですが、遠縁の家に連れて行ったとき、やってくれました。(>_<)

その家の女主人が香水をつけていたのですが、その後輩、お世辞のつもりで言ったのが;
Unanuka vizuri sana!

vizuri が付いていたから、そして彼女が日本人だから、女夫人は間違いとすぐ気づいてくれましたが、vizuri がなかったら、ちょっと怖かったかも。( ((-。-) ))ブルブル…

 

chukua; peleka

chukua  peleka

chukua; peleka

chukua 持ち去る

peleka 人や物を送る、運ぶ

例文;
Panya alichukua jibini wakati sisi hatupo jikoni.
私たちが台所にいなかったとき、ネズミがチーズを持ち去った

Walipeleka jibini nyingi mpaka badarini.
彼らはたくさんのチーズを港まで運んだ

微妙に差があるんだけれど、なかなか使い分けできない、そんな言葉かもしれませんね。

重なる部分があったり、話者の話癖で違う方を使う人がいたりして、混乱させられます。

基本的に、ある場所にあるものを 手にとって動かす のが chukua です。
行為の主たる目的は その場所から動かす ということですね。

peleka のほうは、ある場所からある場所へと動かす/移動させる ということです。
元あった地点ではない別の地点(明確な場合も不明確な場合もある)へ 移す というのが行為の目的になります。

 

faa; vaa

faa  vaa

faa; vaa

faa役にたつ、ぴったりあう、便利である 等の意味を持った動詞です。。

vaa着る、(時計などを)身につける履く という意味の動詞です。

例文;
Shati hili linanifaa.
このシャツは私にぴったりだ

Msichana alivaa nguo nzuri na akaenda kanisani.
少女はいい服を着て教会へ行った

今の日本の子どもたちはいつもいいものを着ていて、別段「余所行き」が必要ではないですね。
でも、私が子どもの頃は、普段着と余所行きはしっかり別れていました。

そんな余所行きは、長く着られるようにと大きめなサイズを買い与えられることも屡々あったようです。
そうすると、最初の年には大きすぎて、次の年には小さすぎて、結局見栄えがしないことに。(>_<)

東アフリカでは今でも、日曜になると一張羅を着て教会へ行く子どもたちを見かけます。
ワンサイズもツーサイズも大きめな服は、見るからに教会行きという感じのドレスだったりします。

日曜に教会のそばを通りかかると、小さな女の子が「この服見て!」と言わんばかりの合図を送ってくることがあります。
ちょっとスカートをつまんで広げたりするんです。可愛いですよ。kao-nikkori