Aka!

Aka!

Aka!

何か言われたことに対して反対したり、拒否したり、あるいは驚きを表す言葉です。

例文;
Aka! Mimii sijachukua pesa za mtu.
いいや! 私は人の金を盗ったことはない。

この Aka! のように No! を表す間投詞は多いのですが、どれもあまり好きではないです。
hapana la 以外は、何となくぞんざいな感じがするのです。

例えば、知り合いの家の子どもは、お手伝いさんから勉強しなさいとか、片付けなさいとか言われると Aka! といって反抗するのですが、両親や私から言われると、たとえその命令に従わないときでも Aka! ではなく Hapana を使って言い訳していました。

そんな記憶があるからか、くだけた表現で、目上や年上には使うべきではないんだろうなと感じています。

 

chanua kama waridi

Chanua kama waridi

chanua kama waridi

美しい、魅力的なという意味です。

バラの花のよい香りに喩えています。

例文;
Watu waliokuwepo karamuni walitamani kucheza na Fatuma ambaye alichanua kama waridi.
パーティにいた人達は、バラのように美しいFatumaと踊りたがった

バラは、清楚なものからくどいほどにゴージャスなものまで様々にあって好きです。

日本では「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」といいますが、女性の美しさに喩えられる花はどれもゴージャスですね。

逆に、スミレや都忘れのような清楚な花に喩えられる人もいますが、スワヒリ語でもういう喩えもあるのかしら???

 

2013年4月25日 | カテゴリー : 比喩表現 | 投稿者 : nyamburra

Sawa!

 sawa

Sawa!

賛成する、承諾する、引き受ける、あるいは 同意する というようなことを表す間投詞です。

また、会談や交渉が決裂して会話を打ち切るときなどにも使います。

例文;
Nilipomwomba anisindikize alisema: ‘Sawa! Twende.’ akaamka.
私が送って欲しいと頼んだら、かれは「いいよ! 行こう」と言って立ち上がった。

こういう言葉は声音によって意味が違ってきたりもしますよね。

わかりました  kao-nikoniko
わかりました  kao-komatta
わかりました  kao-okotta
わかりました  kao-nikkori 内心 → (-_-メ;)テメ・・・

表情が少なく、声が低い人は、誤解されるかもしれませんね。

 

A!

A!

A! あ!

歓びや驚き、怒りなどを表す感嘆詞なのですが、このように一文字で表される場合は、往往にして怒りを表すようです。

だから発声も アッ! アーッ! に近く、「(o・。・o)あっ!そっか」みたいな言い方ではなく、もっときつい感じになります。

例文;
A! Sitaki, usiniambie tena!
アッ! いやだ、二度と言わないでくれ!

このほかに、Aa! Aaa! Ah! Ahaa! 等ありますが、それぞれ異なるニュアンスがありますが、話者の話し癖もあるので、一概にこれですとは書き切れないのですが。。。

 

marasi/maarasi ; marashi

maarasi  marashi

marasi/maarasi: marashi

marasi 荷物を運ぶのに使われる木、天秤棒

marashi 香水

例文;
Zaman wauzaji-maji walikuwa wakiyauza kwa maarasi.
昔、水売りは天秤棒で(担いで)売っていた

Mama akienda sehemu anajipaka marashi.
お母さんはどこかへ出かけるときは香水をつける

天秤棒で物を運んでいるのは、昔はわりと目にしましたが、最近は、ナイロビあたりではほんのたまにしか見かけません。

香水は、私自身大好きなのですが、インド・アラブ系の人が好むものとは系統が違うので、時々悩まされます。
国立公園などに出かけれると、ラテン系の人達もかなり強めに。。。

そう考えると、アジア系の人はそれほどでもない感じですね。
日本には、昔は香を焚きしめるような風習があったのに、残念ですね。

ナイロビのスーパーマーケットの化粧品売り場やショッピングモールの化粧品店などには、私たちがよく知っているヨーロッパのブランド物の香水から無名(?)の物まで、何十種類と並んでいます。
むろん、香水専門店もあります。

どこの国でも女性はみんなおしゃれ好きですからね。
あっ! 男性も! インド・アラブ系の人は男性も愛用していますよね。
最近はケニャ人男性でも使っている人が多いみたいです。

 

kwaheri

kwaheri

kwaheri : さようなら

お別れの挨拶です。

Kwaheri! と一語に綴る人と Kwa heri! と二語にする人がいます。

例文;
Nitawaambia wazazi kwaheri.
私は両親にさようならを言います。

本当のお別れの時だけでなく、おやすみの挨拶の時にも Kwaheri! を使います。
小さな子供たちが Kwaheri! といって寝室に消えていくのはとてもかわいいです。

日本語の「行ってきます」に該当する挨拶もないので、出かけていくときにもこの挨拶を使います。
とても広範囲な『お別れの挨拶』といえますね。

でも、ちょっと遠出、泊付きの出張なんかの時に言われると、日本人感覚では「不吉な…」と思ってしまうときもあります。

 

ami; shangazi

ami_shangazi

ami; shangazi

amai 父方の伯父・叔父

shangazi 父方の伯母・叔母

父方のおじは、baba mkubwa 伯父baba mdogo  叔父 とも言います。

例文;
Nitakwenda kumsalimu ami Jumamosi.
土曜に、伯父/叔父の家に挨拶に行く(遊びに行く)

Aliyenilea ndiye shangazi huyu.
私を育ててくれたのはこの伯母/叔母なんです

私たちはよく「○○さんのところへ遊びに行く」といいますが、この “遊びに行く” に相当するのが kwenda kumsalimu の部分です。

日本語の「遊びに行く」という感覚は、かなり不思議がられます。
特に相手が目上/年上の場合は、「なんと失礼な!」と思われますので、”遊び” に当たる言葉を必死で探して恥をかかないよう、この表現を覚えてください。

 

piga mhuri

piga mhuri

piga mhuri  許可する、承認する

直訳は 判を押す ということで、決裁してOKを出すことに繋がっています。

例文;
Maombi yangu ya pesa yalipigwa mhuri tayari.
私のお金の申請はすでに承認された

日本のように、家に宅配便や書留が届いて認め印を押すということはないです。
だから、判子、ゴム印というのはお店や会社、役所などの公的機関で使われることが中心になります。

ナイロビの街中で、段ボール箱や腰掛け程度の台を置いて、ゴム印作りをしている人をよく見かけます。
どれほど需要があるのか、またそのゴム印の耐用年数(月数?)も分かりませんが、もう何年も同じ場所にいるのですが、注文を受けているのを見たことはほとんどないですねぇ。

一度、ゴム印を作れと誘われたことがあります。
旅行者だからって、驚きません。

だって、靴磨きのおじさんからサンダルを磨かせろといわれたことが何度もありますから。

 

2013年4月1日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra