スワヒリ語 あれやこれや

Karibuni!

慣用句や比喩表現、似通った音や意味を持つ言葉などを知らないと、意味が上手く掴めずハテナマークがいっぱいになります。

意味が解るような解らないような…となるとき、もしかしたら慣用句?と思って調べてみると、元の単語から少し離れた意味が分かってやっと話のつじつまが合ったというようなこともあります。

そんなスワヒリ語のフレーズをご紹介していきます。

ネイティブと話したりメールのやりとりをするとき、本を読むときなどに、お役に立てれば嬉しいです。


解説の誤りや不十分なところ、またスペル間違いなど、お気づきの点はぜひメールでお知らせ下さい 。

質問も大歓迎です!

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

Maneno

piga hema

piga hema

piga hema;テントを張る

テント/天幕を張ることを表します。

例文;
Wanajeshi walipiga hema lao jangwani.
兵士たちは荒れ地にテントを張った

夏休みも終わってしまったので、ちょっと時期はずれになりましたが (^^ゞ

hema は n-, n-クラスと錯覚されやすいのですが、ji-,ma-クラス です。

テントと聞いて私たちがとっさに思いつくのはレジャー用のテントだけかもしれませんが、軍隊のテントや難民キャンプのテントなど、どれも hema を使います。

テントを張るのは -piga を使いますが、テントをたたむ場合は -ng’oa hema といいます。

ペグを打ち込んだり、引き抜いたりするわけですから、-piga と -ng’oa、分かり易いかもしれませんね。

 

2014年9月6日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra

Majina ya alama

よく目にする記号の名称をまとめてみました。

 

 koma/mkato
 nukta/alama ya kikomo
 nukta za dukuduku
!  alama ya kushangaa
?  alama ya kuuliza
” “  alama za kunukuu
 ritifaa
 kistari kifupi
 kistari kirefu
   nukta mbili
 nukta na mkato
( )  mabano (ya nusu duara)
{ }  mabano (ya mchirizi)
[ ]  mabano (ya nusu mraba)

 

記号の名称をいろいろ知りたいと思っているのですが、なかなか調べられません。

このほかのものをご存じの方、ぜひ教えてください。

また、上記のものに誤りがあったり、別な呼び名をご存じの場合も、ぜひご連絡ください。

よろしくお願いします。ani-onegai03t

 

piga deki

piga deki

piga deki;床を拭き掃除する、モップをかける

床を、お水で濡らした雑巾やモップで拭き掃除することを指します。

文;
Kila siku asubuhi dada anapiga deki vyumba vyenye sakafu ya sementi.
毎日朝、お姉さんはセメントの床のある部屋にモップをかける

最近は家庭でもモップを使う家が増えていると思いますが、まだまだ雑巾やボロ布で床を拭く家も多いようです。

セメントが打ちっ放しの床はもちろん、フローリングでもピータイルでも、あまり絞っていない雑巾で拭かれた日には思わずani-ikari03となります。
モップだって、モップ用のバケツには絞るところがあって適度に絞れるのに、そのまま拭こうとします。
たぶん、床が濡れていた方が「拭き掃除をした」という証拠になるからかな。(^o^)ハハハ

お手伝いさんがいないとき、一番困るのがこの床掃除でした。
モップといっても、私がダルにいた当時は横幅の広いモップがなく、正直なところ雑巾で拭く方が綺麗になっていましたから。

この床掃除、日本人がやるように膝をついてするのではなく、身体の柔軟性を調べるときに立ったまま前屈して指先が地面につくかどうかをみますが、あの体勢で拭いていきます。
身体の硬い私にはとてもできない形です。

よそのお宅にお邪魔して、deki が終わった直後のようなら、たいていの人が靴を脱いで入ります。
そのまま入るように促されますが、脱ぐのがエチケットのようでした。

その他にも、綺麗にカーペットを敷いている部屋に通されたときも、カーペットの際で靴を脱ぎます。
これも同じく、気にしないようにとは言われますが、脱ぐ人が殆どでした。

そうそう、玄関で履き物を脱いでいる家にお邪魔したら、dekiしていなくても、カーペットがなくても、履き物を脱ぐのがいいかも知れません。

日本人はこの習慣には慣れやすいですが、遠縁のイギリス人は、この風習を無視しているのではなく気がついていないようでした。
同行している私はちょっと冷や汗でしたが、英語で説明できるはずもなく、彼がスワヒリ語を理解するはずもなく、、、、

 

2014年6月26日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra

piga kura

piga kura

piga kura;投票する

選挙で投票する行為/行動を指します。

例文;
Kupiga kura ni haki ya mwananchi aliyekomaa.
選挙で投票することは成人した国民の権利である

日本では選挙の度に投票率の低さが嘆かれますが、一体に途上国と呼ばれる国々では高い数値を示すようですね。

むろん、国によっては、政権が強要して行かせる場合もあるようで、投票率の高さが政治への関心の高さや意見が言えるかどうかの状況とイコールするとは言えませんが。

ケニャやタンザニアでも、皆さん選挙にはマジメに(?)出かけるようですね。

選挙の時だけでなく普段から、政治に対してあれこれ話す機会も多いのには驚かされます。
お酒を飲んでいる席でも、パーティーの片隅でも政治談義に花が咲いていました。

幼長の差や身分の上下など意に介さず、文字通り口角泡を飛ばしていることも。

私も昔はいろいろ話していましたが、最近では「こういう話はやめとこう」という感じで、自分の意見を出すことはなくなりました。
でも、話すのを止めておこうとなると実際の関心も低くなっているような気がして、危険信号だなと感じています。

 

2014年6月22日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra

funga bao/goli

funga bao/goli

funga bao/goli;ゴールを決める、ゴールする、シュートを決める

サッカーで相手のゴールにボールを入れることを指します。

例文;
Wanga alifunga bao katika dakika ya mwisho na kuipatia timu yake ushindi.
ワンガは最後の最後でゴールを決めて、彼のチームを勝利させた

始まりましたね kombe la dunia ワールドカップ。一ヶ月間、熱いんでしょうねぇ。

ある時、ケニャのナマンガのお土産物屋さんに入ったら、売り子達は商売そっちのけでラジオに聞き入っていました。
どうせサッカーだろうと思いながら聞いていると、タンザニアのサッカーの番組を聴いているようでした。
SIMBAというチームがゴールを決めて、みんな大声を出していたので、Kumbe, Simba na Yanga. Si wa Kenya. なんだ、スィンバとヤンガか。ケニャじゃないんだ というと、みんな驚いていました。

サッカー好きではないのですが、ダルにいた頃にひどい目に遭って、この2チームだけは知っていたのです。

ある日、地元ダレサラームで試合があって、この2チームが対戦しました。
そして、SIMBAが勝ちました。

そのスタジアムの近くを、夫が赤い車で通りかかったのです。
SIMBAのチームカラーは赤。

もうお判りですね。

YANGAのサポーター達に大きな石を投げ込まれて、フロントグラスが割れました。
幸い夫も、助手席に乗っていた義兄も無事でしたが、日本から取り寄せないといけなかったので高くつきました。

スタジアムの近くにすむ義兄を送って行く途中、人が多いのでヤバイと思いながらも走っていたらやられたそうです。

明日のコートジボアール戦、勝っても負けても暴れないで下さいね、サポーターの皆さん。

因みに、よく知らない私の予想。tatu kwa moja でkao-shikushiku

 

2014年6月14日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra
› 続きを読む