nawa; oga
nawa は、体の一部分を洗う行動を指します。
oga は、体を洗う、入浴するという意味になります。
例文;
Usisahau kunawa uso kila asubuhi.
毎朝、顔を洗うのを忘れないように。
Sipendi kuoga maji baridi.
冷たいお水で体を洗うのは好きではない。
ふつう、顔を洗う というときは -nawa、入浴する は-oga になるのですが、顔や手・足という一部分を洗うのにも -oga を使う人がいます。
タンザニアでは -nawa を使っていた記憶しかないのですが、ケニャでは nimeoga mguu や、sijaoga mkono という言い方も よく使われています。
手持ちのいくつかの辞書を見てみると、-nawa では「体の “部分を” きれいにする」と書かれているものの、-oga の方は “体全体を mwili mzima/wote”という指定をせずに、ただ単に「体 mwiliをきれいにする」という表現をしているものが多いようです。
日本語でも、体と言ったとき、全体を指すのが主ではあっても、部分だけを意味することもありますね。
スワヒリ語でも同じ感覚で mwili という単語が使われるので、そんなものかなと思っています。
歯を磨く は –piga mswaki なんですが、普段の会話の中では、-nawa mdomo や –oga mdomo の方が、ちょっと遠回しっぽくって、私としては好きでした。