chana

chana-1  chana-1-2  chana_2

chana

動詞と名詞があります。

動詞は、髪を 梳かす、紙や布などを 破る裂く
名詞は、バナナの 房 です。という意味もあります。

例文;
Sijachana nywele bado.
私はまだ髪を梳かしていない。

Nitachana nguo kuukuu.
私は古い服を破ります。

Twende tukanunue chana/chane ya ndizi.
バナナ(の房)を買いに行きましょう。

動詞の方はよく使いますね。

シュレッダーのように細かく切り裂くときは chanachana となります。

名詞の方は、mkungu 大きな房 全体ではなく、その中の一塊の房です。

フルーツのバナナを丸ごと一房 買うことは少ないですが、料理用は、家族が多ければ丸ごと買うことも多いようです。

私の経験では、市場で買うのであれば、主食のバナナはウガリ粉やジャガイモに比べて高価でした。

 

ona kama matapishi

ona kama matapishi

ona kama matapishi

直は 嘔吐物のように見る ということで、蔑む、軽んじる、バカにするというような意味になります。

例文;
Musa hawajali wazazi wake, anawaona kama matapishi.
Musaは親を大事にしない、バカにしている。

親や年長者を大事にするはずのアフリカの社会もだいぶ変わってきています。
何年か前、ケニャのTVで独居老人の話題が取り上げられているのを見たときはショックでした。

自分自身が小さいときから祖母と同居だったし、母親の里でも祖母は叔父夫婦と住んでいましたから、年寄りは子どもや孫と住むのが当たり前という感じで、日本のその状態が失われつつあっても、アフリカでは、それこそ未来永劫に続くものと思っていましたから。

年長者を敬えない社会って、先が見えていますよね。

 

2012年12月30日 | カテゴリー : 比喩表現 | 投稿者 : nyamburra

kata tikiti

kata tikiti

kata tikiti

切符を買う運賃を払う という意味です。

例文;
Kesho nitakwenda kukata tikiti ya kwenda Nairobi.
明日、ナイロビ行きの切符を買いに行く。

直訳すると 切符を切る となるので、改札で切符にパンチを入れることかと錯覚しますが、切符を買うという意味です。

 -kata ~ という慣用表現はたくさんありますが、そのなかでもよく用いられる物の一つだと思います。

 

2012年12月29日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra

malipo

malipo

maripo : 支払い、支払金

今日は、さまざまな料金、支払金などの名称をまとめます。


arbuni 頭金
bahashishi チップ
bonasi ボーナス、特別手当
dhamana 保釈金
faida 利益、収益
faini 罰金、科料
fidia 損害賠償金、慰謝料(裁判所命令で払う)
karo 学費、授業料
kiingilio 入場料、入園料、入館料、木戸銭
kiokozi 謝礼(落とし物、なくし物の発見に対して)
kivusho 通行料、渡橋料、フェリー運賃
kodi ya mapato 所得税
kodi ya nyumba 家賃
kombozi 身代金、身請け金
mahari 結納金
masurufu 離婚扶養料、離婚養育費(女性がもらう)
mchango 寄付金、カンパ
mshahara 給料、サラリー、賃金、俸給
nauli 運賃、乗車・乗船料金、交通費
pensheni 年金、恩給
riba 利子、利息
ridhaa 損害賠償金、慰謝料(労災などに対しての支給)
rushwa 賄賂
ujira 労賃、手間賃、手間代
ushuru 輸出・入税

他にもたくさんあると思います。

追加したらいいのになっていう料金があれば、書き込みをお願いします。


kamasi; kohozi

kamasi   kohozi

kamasi; kohozi

kamasi鼻水
kohozi  は を指します。

例文;
Daktari alinieleza jinsi ya kupenga kamasi.
お医者さんは鼻のかみ方を教えてくれた。

Usimtemee mwenzako kohozi.
人に向かって痰を吐くな。

あまりきれいな言葉ではなくてごめんなさい。

でも、風邪でお医者にかかると必要になってきますよ。

マラリアは潜伏期間がけっこう長いのですが、旅行中に現地で風邪をひくことはよくあります。
マラリアと風邪は症状がよく似ているので、念のために現地で血液検査をして貰うこともお勧めです。

 

sema maneno mengi kama …

sema maneno

sema maneno mengi kama chiriku/kasuku

フィンチ(アトリ科の鳥)/オウムのようにたくさん話す ということで、お喋りだ、口数が多い という意味になります。

例文;
Fatuma husema maneno mengi kama chiriku/kasuku.
Fatumaはいつもよく喋る。

chirikuというのはフィンチの類の鳥のことですが、この名詞そのもので おしゃべりな人 という意味合いもあります。

日本語だと、おしゃべりは “雀のお松” ですよね。

sema maneno

身近な小鳥が喩えに使われるのは解るのですが、sema maneno mengi kama cherehani ミシンのように っていうのもあるんです。

いつ頃成立した表現なんでしょうねぇ。
電動式のものならともかく、足踏み式、あるいはそれ以前の手回し式のものでも”おしゃべり”だったのかしら。
その当時の、その当時なりの生活ペースから比べるとやはり忙しくうるさく聞こえたのでしょうねぇ。

私、耳が悪いせいか声が大きいんです。それも、発声練習をしていたこともあってよく通る。
そのよく通る大きな声でよく喋るからほとんど debe ブリキ缶です。

 

2012年12月26日 | カテゴリー : 比喩表現 | 投稿者 : nyamburra

kata tamaa

kata tamaa

kata tamaa

希望を絶つ ということで、諦める、絶望する を意味します。

例文;
Nilikata tamaa ya kutafuta kazi.
私は仕事を探すのを諦めた

直訳のほうは、本当に絶望的ですよねぇ。

今まで聞いた中で一番辛かったのは、うちで働いていたお手伝いさんが、家が貧しかったので進学を諦めたと語ったときでした。

頭のいい子だったので、進学できていればきちんとした仕事にも就けたとにと思うと、切なかったです。

 

 

2012年12月25日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra

choka; chokaa

choka     chokaa

choka; chokaa

choka は、疲れる飽きる といった意味の動詞です。

chokaa は、石灰漆喰(しっくい) を指す名詞です。

例文;
Lo! Nimechoka kweli kweli.
いやぁ、本当に疲れたよ。

Ukuta wa jirani umepakwa chokaa.
お隣の壁は漆喰を塗られた。

日本では、漆喰というのは石灰を、布海苔を溶かした液で練るそうなのですが、東アフリカではなにを使うんでしょうねぇ。

おまけ;
チョーク(白墨)は chaki といいます。

例文;
Walimu huandika ubaoni kwa chaki.
先生方は黒板にチョークで書く。

 

mnyama kasoro mkia

mnyama kasoro mkia

mnyama kasoro mkia

直は しっぽのない動物 ということで、動物のような行動をする人、つまり残酷で人情味のない行動をする人を意味します。 短くいうと、鬼畜というところですね。

例文;
Yule mtu ni mnyama kasoro mkia.
あの人は鬼畜だよ。

最近、そんな風に思わせる事件が多いですよねぇ。
高齢者を大切にしていたはずのアフリカでも、独居老人が増えて、子ども世代の行動を嘆く声が聞かれます。
でも、困った行動を動物並みというのもねぇ。

ライオンやヒョウは、仲間同士で;
   あいつはこのごろどうなってしまったんだい。   
   まるで人間みたいに凶暴だって、親御さんも嘆いているよ。
   ( ̄(エ) ̄)ゞ クマッタナー
なんて話すのかしら?

 

2012年12月23日 | カテゴリー : 比喩表現 | 投稿者 : nyamburra

kanyaga mtu

kanyaga mtu  kanyaga mtu

kanyaga mtu

直訳すると、人を踏む。慣用句の辞書によると、意味は 何かのことがらにおいて他の人に勝つ

例文;
Yule mtu alikuwa anajisifu lakini alikanyagwa na mpinzani wake.
あの人は自慢していたけれど競争相手に負けた。

日本語の「人を踏みつける」とはちょっと違いますね。

「軽んじあなどる、面目をきずつける」という、日本語と同じような意味で使われているのを、聞いたことがあるような気もするのですが。

 

2012年12月22日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra