chukua; peleka

chukua  peleka

chukua; peleka

chukua 持ち去る

peleka 人や物を送る、運ぶ

例文;
Panya alichukua jibini wakati sisi hatupo jikoni.
私たちが台所にいなかったとき、ネズミがチーズを持ち去った

Walipeleka jibini nyingi mpaka badarini.
彼らはたくさんのチーズを港まで運んだ

微妙に差があるんだけれど、なかなか使い分けできない、そんな言葉かもしれませんね。

重なる部分があったり、話者の話癖で違う方を使う人がいたりして、混乱させられます。

基本的に、ある場所にあるものを 手にとって動かす のが chukua です。
行為の主たる目的は その場所から動かす ということですね。

peleka のほうは、ある場所からある場所へと動かす/移動させる ということです。
元あった地点ではない別の地点(明確な場合も不明確な場合もある)へ 移す というのが行為の目的になります。

 

Funika gubigubi/kubikubi

Funika gubigubi

Funika gubigubi/kubikubi

すっかり/すっぽり覆う というような意味の擬態語です。

例文;
Nilikutana na mama mmoja aliyekuwa amejifunika kanga gubigubi.
カンガですっぽり身を包んだ女性を見かけた

どこもかしこもすっかり覆っている状態なのですが、なかなかいい訳文が思いつきません。

日本語だとグビグビは、ビールやお酒なんかを、のどを鳴らして飲む感じですよね。

ケニャやタンザニアのコーストとの女性はbuibuiと呼ばれる衣装やカンガで全身を包んで外出したりします。

ドュバイやドーハの空港では、いろんなタイプの身を覆った服装(挿絵のような)の女性を見ることが出来ます。
民族差なのか、宗派によるのか、或いは貧富の差もあるのか、本当にいろんな種類があります。

顔面を覆うものも、御高祖頭巾のようなもの、マスクのようなもの、パーティ眼鏡のようなもの等、上手く表現できませんが、見飽きないほどたくさんあります。

個人的には、インド系のイスラムの女性の衣装が、可愛くて好きです。
色柄は自由で、長袖の足首まで覆ったワンピースにケープがついたフード、という形です。

 

Anguka chubwi

Anguka chubwi

Anguka chubwi

水の中にポトン/ドボンと落ちる、あの感じです。

例文;
Kigari cha mtoto kimeanguka majini chubwi.
子どものおもちゃの自動車が水にポトンと落ちた。

実際に使われるときの感じから判断すると、相当に大きなものがドッボーンと落ちる感じではないです。

でもこの表現、大人が、特に男の人が口にするとけっこう可愛いです。
音のせいだと思うのですが chubwi って言うのがね。

 

faa; vaa

faa  vaa

faa; vaa

faa役にたつ、ぴったりあう、便利である 等の意味を持った動詞です。。

vaa着る、(時計などを)身につける履く という意味の動詞です。

例文;
Shati hili linanifaa.
このシャツは私にぴったりだ

Msichana alivaa nguo nzuri na akaenda kanisani.
少女はいい服を着て教会へ行った

今の日本の子どもたちはいつもいいものを着ていて、別段「余所行き」が必要ではないですね。
でも、私が子どもの頃は、普段着と余所行きはしっかり別れていました。

そんな余所行きは、長く着られるようにと大きめなサイズを買い与えられることも屡々あったようです。
そうすると、最初の年には大きすぎて、次の年には小さすぎて、結局見栄えがしないことに。(>_<)

東アフリカでは今でも、日曜になると一張羅を着て教会へ行く子どもたちを見かけます。
ワンサイズもツーサイズも大きめな服は、見るからに教会行きという感じのドレスだったりします。

日曜に教会のそばを通りかかると、小さな女の子が「この服見て!」と言わんばかりの合図を送ってくることがあります。
ちょっとスカートをつまんで広げたりするんです。可愛いですよ。kao-nikkori

 

funga mzigo

funga mzigo

funga mzigo

仕度をする、特に旅支度をする という意味です。

例文;
Kamau alimaliza kufunga mizigo yake.
カマウは旅支度を調えた

夫の実家へ行く準備をしているところへ、彼の友人がたまたま寄りました。
Mmefunga mzigo? 日本語で言えば「出かけるの?」とか「旅行かい?」ぐらいの意味なんでしょうが、私はしっかりと答えました。
Hatujafunga bado. まだスーツケースは閉めていません。

荷造りはまだ終わっていません、という程度の意味で使ったのですが、大笑いでした。

でも、こういうことの積み重ねで覚えていくんですよね、慣用句や比喩表現は。
恥をかきながら (^o^)ハハハ

 

2013年2月10日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra

gonga ngo-ngo-ngo

gonga

gonga ngo-ngo-ngo

ゴンゴン打つ/ぶつける

釘などを打ち込むときのようにゴンゴン打ったりぶつけたりという状況を指します。

例文;
Seremala akigonga ngo-ngo-ngo msumari akitengeneza mlango.
大工はドアを修理するのに釘をゴンゴンと打った

「かち割り大工」という言い方をしますね。仕事が粗いというか下手というか。。。

ダルにいた頃、そういう職人をよく目にしました。
大工に限らず、家具職人、縫い子も、車の修理工も。 中で一番怖いのは車の修理工ですよね。

昔のテレビじゃないのに、車でもなんでも、ゴンゴン叩いて直そうとするのには驚きました。

 

tikiti

tikiti_1  tikiti_2

tikiti : 1.スイカ
          2.切符、乗車券、チケット

全く意味の違う名詞ですが、切符の方は英語起源です。

例文-1;
Mdogo wangu anapenda kula tikiti.
私の妹/弟はスイカを食べるのが好きです

例文-2;
Wapi naweza kukata tikiti?
切符はどこで買えますか

英語起源のものは、英語のアクセントやイントネーションで話されることも多いです。

特にこの tikiti 切符は英語風に発音する人が多いように思います。

 

tulia tuli kama …

tulia tuli kama

tulia tuli kama maji mtungini

水瓶の中のお水のようにじっとする

例文;
Mwalimu aliamrisha wanafunzi kutulia tuli kama maji mtungini.
先生は生徒たちに(水瓶の中の水のように)静かにするように命じた

水瓶の中のお水には波風が立たないので、確かに静かですね。

慣用句の方に tulia tuli というのがでました。

慣用句と比喩表現、どちらの辞書にも出ているものがあったり、あれ、こっちじゃなくて向こうじゃないの?と思うようなのもあるのですが。。。

 

2013年2月7日 | カテゴリー : 比喩表現 | 投稿者 : nyamburra

peana mikono

peana mikono

peana mikono

別れの挨拶をする という意味です。

例文;
Baada ya kuimaliza mkutano walipeana mikono na kuenda zao.
会議のあと、彼らは挨拶をして帰って行った

スワヒリの世界では挨拶はとても重要です。
出会ったときの挨拶も長いですし、別れるときも同じく長いです。

パーティーというほど大げさでなくとも、ちょっと何人かをお招きしたときでも、お開きという段になると、ゲストの中の最年長或いは上位の人が必ず全員を代表してお礼を述べてくれます。

ナイロビにいるとき、若い女性を二人(姉妹)、何度か食事に誘うのですが、食事が終わると姉の方が必ずきちんとお礼を言ってくれます。

日本人が招かれた場合、それぞれが丁寧にお礼は言うのですが、それとは別に年長者などがきちんとお礼を言わないので、現地の年長者は首をかしげたりします。

 

2013年2月6日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra

shika njia

shika njia

shika njia

立ち去る帰って行く、あるいはどこかへ向かう道を取る というような意味です。

例文;
Askari alituamrisha “Shikeni nijia!”.
警官は私たちに “立ち去れ!” と命令した

ある慣用句辞書の例文では、借金取りに来た人に「出直してきて」というときにも使っていました。

(-_-;ウーン そういう使い方って、もしされたら、日本人だったら怒りますよねぇ。
向こうの人は怒らないのかなぁ???

 

2013年2月5日 | カテゴリー : 慣用句 | 投稿者 : nyamburra