jioni; usiku
jioni は、日が西に傾く頃から日没までの 夕方 を指します。
usiku は、日没以後の 夜 を指します。
例文;
Mimi hunywa chai saa kumi na moja jioni.
私は夕方五時にお茶を飲む。
Mwezi huonekana usiku.
月は夜に現れる。
基本的に、夕方は jioni、夜は usiku なのですが、挨拶言葉として使うときは、早い時間、例えば午後3時過ぎ頃から jioni を使う人もいますし、夜に関してはかなり遅い時間まで jioni が使われたりします。
日本語の「こんばんは」という挨拶にあたる Habari za jioni? は、よほど遅い時間であるという認識の時には Habari za usiku? を使いますが、そうでなければ寝る時間まで jioni でもOKです。
パーティなどで他家を訪問するときも、Habari za jioni? です。
これは8時頃から始まるパーティーでも、あるいは遅れて9時頃についても、jioni でかまいません。
けれど、急な用や頼み事などで訪れるとき、日本語で言う 「夜分に申し訳ございません」 式の思いを込めると Habari za usiku? の方がベターだと思います。
つまり、宵の口ではない、夜だというのは分かっている、という感じです。
パーティーなどで先に帰る人などが別れ際にする挨拶も、Usiku mwema. よりは Jioni njema. の方がよく使われます。
みんなまだ楽しんでいるのだからという認識だと思います。
こういう場合、おやすみなさい のつもりで Lala salama. を使うのはあまりよくありません。
お開きでみんな帰って行くのならかまいませんが、そうでなければ 「このあともまだ楽しんでください。お先に失礼します」 という意味で 「楽しい宵を(お過ごしください)」 と Jioni njema. と挨拶します。