funga safari
旅に出る、あるいは 旅支度をする、旅を予定する というような意味です。
例文;
Hamisi amefunga safari ya kwenda Nakuru.
Hamisiはナクルへ旅立った。
funga は閉じる、閉める というような意味があるので、一瞬、旅を終えるのかなと思ってしまいがちですが、旅を始めるという意味ですから間違えないように![]()
覚えて使うとスワヒリ語上級者(?)に見える
ちょっと便利なフレーズをご紹介していきます。
moja kwa moja
真っ直ぐに、ストレートに という意味です。
例文;
Walipotoka shuleni walirudi moja kwa moja hadi nyumbani.
彼らは学校を出て、家まで真っ直ぐに戻った。
スワヒリ語を勉強しはじめた頃、教えてくれる人もなく、幾冊か手に入れた本はそれぞれに違うことが書いてあるし、、、。 それでもこつこつ勉強していました。
そんなある日、届いた手紙に書いてあったのが moja kwa moja。
一つ kwa 一つだから 「一つずつ」かなと思ったのですが、でも前後と意味がつながらないし、、、。
moja moja が 一つずつで、moja kwa moja が 真っ直ぐ とわかったのは、その次ケニャへいった時でした。
最近は慣用句の辞書なども出ていますが、当時はなかったので、慣用句には苦労させられました。
egesha gari : 車を止める、駐車する
単に車をストップさせることではなく、駐車場なりそれなりのところに止めることを指します。
例文;
Ailiegesha gari kisha akatoka kwenda ofisini.
彼は車を止めて、オフィスに向かった
白状すると、この -egesha を、-ogesha と思っていた時期がありました。
-ogesha は 入浴させる。 子供や病人をお風呂に入れたり体を洗ってやる、あの行動です。
買い物に出た時、車を止めるついでに洗車をしてもらうのですが、止めるところで洗ってもらうから、すっかり間違えて覚えていました。
そして、車を洗うのも -ogesha なんかぁ! (‘ε’) フーン なんて勝手に感心していました。
いつ気がついたかですって?
ある日、退屈そうにしている夫に Ungeogesha gari って言いました。
自分では「車でも洗ったら」といったつもりだったのですが Wapi? Bahuni? と返ってきて、Popote! と答えたら Mimi si mama yake. と突き放されました。
その段階でもまだ私は解ってなかったんです。
Kama huna kazi ungeogesha. と重ねて言って、Naweza kuliosha lakini kuliogesha, a! a! て戻されて初めて「
私なんか間違ってるの?」って感じで。
私の誤解が解って大笑いしましたが、辞書を確かめずに思いこみをするのはよくないなと、つくづく思ったものでした。
andika meza
食卓に食器や食べ物を並べ、食事の用意をすること を指します。
例文;
Mke wake aliandika meza na kutukaribisha.
彼の奥さんは、テーブルに料理を並べ、私たちを食卓へ招いた。
簡単に直訳してしまうと「机・テーブルを書く」
“描く” ではないので、絵に描くわけではないし、書くといっても漢字で書くのか英語で書くのか (・・?))アレ((?・・)アレレ・・・
絵に描いた餅っていうけれど、書いたテーブルに -karibisha されてもネ。![]()
この -andika meza はよく使われます。
特に女性の場合、ホーム・ステイなどするとそこの家のママからこういう命令/依頼をよく受けます。
–andika には (文字を)書く という意味の他に、準備する、並べる というような意味があります。
この場合はあとの方の意味ですね。
kuwa nyoka na shimo :
ヘビと穴(巣穴) ということで、慣用句としては、いつも一緒にいる、離れない という意味になります。
連理の枝みたいなきれいな表現なら良いのですが、ヘビってねぇ。![]()
例文;
Yule mwanasiasa na profesa wangu wamekuwa nyoka na shimo siku hizi, wanaandamana kila sehemu.
あの政治家とうちの教授、近頃べったりだね、どこでも連なって行ってるよ
nyokaから受けるイメージとこの例文…
あまり良い連帯とは感じられないですね
汚職って、どこの国でも多いですよねぇ。
政治家と大学教授が連むような大きなものだけでなく、小役人が庶民から巻き上げる小さなものまでね。
それでも、ケニャもタンザニアも、近頃は、特に小役人に対しては厳しくなってきました。
何でもケニャには、交通警察などが chai (紅茶。賄賂の隠語)をねだっているところを撮って、すぐさまTVで流してしまうカメラマンがいるとか。
そうすると、現行犯も同じですから、処分されてしまう。
そういうわけで、最近はchai の要求はかなり減っているそうです。![]()
piga makofi
拍手すると、手で叩く/平手打ちにする という二つの意味があります。
例文;
Baada ya waziri kuimaliza hotuba yake, watu walipiga makofi.
大臣が演説を終えたあと、人々は拍手した。
Bakari alimpigwa na babake makofi baada ya kumtukana mamake.
Bakariは、母親に口答えして父親にぶたれた。
昔、タンザニアの子ども向けのラジオ番組で、子供たちが何か言ったり、したりした時、先生役(?)の女性が、Piga makofi! と言って他の子供たちに拍手させていました。
私はこの”拍手”の方を先に覚えたもので、ある時近所の子どもが、友達にぶたれたと言ってきたとき、意味が伝わらなかった。。。
拍手されて、何を不満げに告げ口に来るのかと思ってしまいました。
あのころ、子供たちともっと話しているれば、もっと上手になっていたかもと思うと、ちょっともったいないことをしたなぁと反省してしまいます。